平均値と中央値の違いとは?資産・生活費データの正しい見方
平均値は全体の合計を人数で割った値です。一方、中央値はデータを小さい順に並べたときに真ん中に来る値です。この2つには大きな違いがあり、どちらを見るかでデータの印象が変わります。
平均値とは
全てのデータを合計し、データ数で割った値です。外れ値(極端に大きいまたは小さい値)の影響を受けやすい特性があります。
中央値とは
データを小さい順に並べたとき、ちょうど真ん中に位置する値です。外れ値の影響を受けにくく、実態に近い「真ん中の人の値」を把握できます。
📌 具体例
5人の資産がそれぞれ「0円、100万円、200万円、300万円、1億円」の場合:
- 平均値: (0+100+200+300+10000) ÷ 5 = 2,120万円
- 中央値: 200万円(3番目の値)
- このように、平均値は1億円の資産を持つ1人に引き上げられ、実態より高く見えます。中央値の200万円の方が、真ん中の人の感覚に近いと言えるでしょう。
JinseiPlan での使い分け
生活費や住居費の「入力の目安」としては平均値も参考になります。一方、資産の「同年代比較」では中央値を使う方が自然です。JinseiPlan では目的に応じて両方の指標を適切に使い分けています。
2025年 J-FLEC 家計の金融行動に関する世論調査
| 年代 | 単身世帯 | 二人以上世帯 | ||
|---|---|---|---|---|
| 中央値 | 平均値 | 中央値 | 平均値 | |
| 20代 | 146万円 | 255万円 | 260万円 | 525万円 |
| 30代 | 255万円 | 501万円 | 500万円 | 1,096万円 |
| 40代 | 400万円 | 859万円 | 828万円 | 1,486万円 |
| 50代 | 600万円 | 999万円 | 1,050万円 | 1,908万円 |
| 60代 | 913万円 | 1,364万円 | 1,775万円 | 2,683万円 |
| 70代以上 | 900万円 | 1,489万円 | 1,495万円 | 2,416万円 |
金融資産保有世帯のみの値を表示。不動産は含みません。