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現在価値とは?将来のお金を今の価値で見る考え方

現在価値とは、将来のお金を今の価値に換算した金額です。たとえば将来の1,000万円は、物価が上がると現在の1,000万円よりも実質的な価値が低くなる可能性があります。

なぜ現在価値が必要か

同じ1,000万円でも、今の1,000万円と30年後の1,000万円では価値が異なります。物価が毎年2%上昇すると、30年後には現在の約半分の価値しかありません。そのため、将来の資産を「今の感覚」で理解するには、現在価値に換算することが役立ちます。

現在価値の計算方法

現在価値は「将来の資産額 ÷ (1 + インフレ率)^{経過年数}」で計算します。例えば年2%のインフレを想定した場合、35年後の資産1億円の現在価値は約5,000万円になります。

注意点

現在価値は予測ではなく、理解を助けるための換算値です。実際のインフレ率は変動するため、将来の実質的な購買力を正確に予測するものではありません。また、現在価値の計算にはインフレ率の前提が必要であり、前提が変われば結果も変わります。

名目額と現在価値の両方を見る意味

JinseiPlan では退職時資産を「名目額」と「現在価値」の両方で表示しています。名目額で将来の資産規模を確認し、現在価値で実質的な価値を把握することで、よりバランスの取れた見方ができます。